ねずみのはなし① | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)

 田舎の家は、人とネズミが共存してい

たものだ。天井裏に住みついている訳で

あるあるが、こいつらが定期的に騒ぎ出

すのだ。「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ・・・」

テレビを見ているのに何なんだ!思わず

ホウキを持ってきて、柄の先で天井を一

突きする。「ドン!」その途端、動きを

急に止める。やっと静かになった・・・。


 安心してテレビを見ているとまた、「

ダ、ダ、ダ、ダ・・・」「この野郎!う

るさいぞ!」今度は、前以上に突いてみ

る「ドーン!!」静かにはなるが今度は、

母がうるさい。「ほこりが落ちるけえや

めんさーい!」こんなことを繰り返しな

がら生活していた。



 そんなある日、親戚のおじさんが電話

してきた。「ハムスターがおるんじゃが

飼ってみんか?かわいいでーー!」



つづく