オリンピックのはなし①-3 | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)


つづき





この時、全日本が生み出した技に「A

・B・C・D クイック」「時間差攻

撃」「ドライブサーブ」等があったと

記憶する。特に「森田」が繰り出すド

ライブサーブは、当時は、森田のドラ

イブサーブを真似してみて、ボールが

突拍子もない方向によく飛んでいった

ものだ。



 この大男たちを引き連れるのが「松

平康隆監督」であった。大男達に潰さ

れそうな体格の監督が、選手を一括す

る様は、まさに圧巻であった。



 そして、準決勝のブルガリア戦、真

夜中の放送にも関わらず、家族みんな

でテレビ観戦だ。セットカウント0対

2。劣勢である。しかし、そこから何

と3セット連取してとうとう勝ってし

まった。「やった!」真夜中にも関わ

ず叫んだ。そしてその勢いで、その

後の決勝も3対1で東ドイツに勝って

金メダルを獲得してしまったのだ。日

本国中喜んだものだが、ほかでもない、

誰より喜んだのは「ミュンヘンへの道」

の製作スタッフ一同であったことは間

違いない・・・。