テレビのはなし① | 意地に生きるも男の本懐 なんてね

意地に生きるも男の本懐 なんてね

意味はほとんどない・・・ひとりごと

ちょっと懐かし昭和の思い出話

     (サブタイトル)



 夏休みになるとラジオ体操の後は、当

で学校の花壇の水やりをした。その後、

家に帰って10時までは外出禁止であっ

た。なぜかというと勉強の時間であるた

めだ。小学生は、朝は勉強するのが仕事

なのだと断言された。だから、10時ま

では家で勉強することになる。しかし、

実際は、マンガを読んだりテレビを見た

りで、勉強のべの字も無い状態である。


  10時になると「おすし屋ケンチャン」

 が始まる。この「おすし屋ケンチャン」

 を見てから遊びに出動という手はずにな

 るのである。この番組は再放送であり、

 もともとチャコちゃんというお姉ちゃん

 の番組 で、「チャコちゃんハーイ」と

 いうのが元祖であった。そのチャコちゃ

 んに弟が登場して「チャコちゃんケンチ

 ャン」という設定になり、その後「ケン

 チャン」シリーズがなぜか必ず、夏休み

 になると再放送されるのである。日常生

 活のたわいもない出来事をドラマにする

 ことで、まるでドラマに自分が入り込ん

 でいるような錯覚にとらわれる。「ケン

 チャン」シリーズは、いろいろな職業を

 家業とすることで人気を得たという記

 がある。「おもちゃ屋ケンチャン」「カ

 レー屋ケンチャン」「おそば屋ケンチャ

 ン」「ケーキ屋ケンチャン」いろんな家

 業を体験することで満足していた。


 (続く)