私にはお兄ちゃんがいたけれど、
お腹の中で亡くなってしまった。
無理して動きすぎた
体型が変わるのを気にして
沢山食べられていなかった
本当に可哀想なことをした
母が私を産んだ年齢になった年に、
ぽつりと教えてくれました。
どれだけ時間が経っても
子どもを失った悲しみは
心の底に澱のように溜まり続ける
時折ふと、その悲しみが浮いてきて
母の口をついて出るようでした。
私の妊娠に万が一のことがあれば、
母の悲しみを深めてしまう
忘れられていた感情を揺さぶってしまう
妊娠して、親になって
初めて母の気持ちが痛いほどわかるようになりました
生まれる前からどれほど愛されていたのかも
心配性な母、
誰よりも私のことを想ってくれている母
一人娘の初孫に
飛び上がるほど喜んでくれるだろう
そんな母だからこそ、
無事に生まれるまで伝えないでおこう
わがままな娘でごめんね
