空気を読んでウェブ関連のことを書こうかと思いましたが(笑)、

いい息抜きになってると思いますので、

引き続き好き勝手に書きたいと思います(笑)。


「ジャック」という映画をご存知でしょうか。


ジャック


監督は、フランシス・フォード・コッポラ。

主演は、ロビン・ウィリアムス。

1996年公開の映画です。


普通の人の4倍の早さで年をとってしまうという病気を持って生まれた、

主人公ジャック。物語は、彼が10歳の時点から始まります。

普通の人の4倍年をとるわけですから、10歳とはいえ、

見た目は40歳のおっさんなわけです。

「 見た目は子供、頭脳は大人」の完全な逆バージョンです。


父親と母親に愛情を注がれながら育ったものの、

ジャックは特異すぎる体質のため、それまで学校に通うこともなく、

友達もおらず、さびしい思いをしていました。

しかし、あるきっかけで、小学校に通うことになります。

ジャックは、外の世界で他人を知り、他人を通して自分のことを

知っていくのですが……。


とまあ、あらすじはこのくらいにしておきます。

興味がありましたら見てみてください。
泣けます。でも、見終わった後、さわやかな気持ちになれると思います。


えー、前置きが長くなりましたが、書きたかったことは、

この映画の中で、ジャックのお母さんが、

ジャックに向かって言っていたことについてです。
非常に感銘を受け、以後ずっと記憶に残っています。

20歳前後のときに見たので、あいまいですが、確かこんな感じの

台詞だったと思います。


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「誰かを理解したいと思ったのなら、

その人の好きなことを理解してあげなさい」

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他人を理解するのは難しいことです。

また、他人が好きなことを理解するのも難しい。

ある程度、自分が好きなことと他人が好きなことが重なるなら

理解しやすくなりますが、まったく重ならない人もいるわけです。


しかし、この台詞が心に残ってから10年ほど過ぎましたが、

この台詞があったことで、理解しようと努力することを

心がけてこれたんじゃないかなー、と思います。


誰かが熱心に「これが好き!」と語ってることをよく聞いて、

自分でそれについて調べたりして、共感できたり、

共感はできなくても、なんとなくわかるような気がしたり、

全然わからなくても、その過程を通して、その人を認めることができたり。


そうして、自分の世界も豊かに広がってきたんじゃないかな、と思うのです。


そんなわけで、他人の世界を豊かにするために、

次回も自分の好きなことについて語りまくろうかと思います。

(空気を読まず長文で)