今回は「切り抜き動画の危険性」について考えていきます。
■切り抜き動画とは
「切り抜き動画」とは、ライブ配信や長尺の動画コンテンツの中から、
特に面白い部分、重要な部分、反響があった部分などを短く抜き出し、再編集した動画のことを指します。
▼主な特徴
短尺であること: 元の動画が数時間におよぶものでも、切り抜き動画は数分程度にまとめられていることが多いです。
テロップやBGMなどの編集が加えられること: 単に切り抜くだけでなく、視聴者が見やすいようにテロップを追加したり、BGMをつけたりするなど、編集が施されていることが一般的です。
手軽に視聴できること: 長時間見る時間がない人や、要点だけ知りたい人にとって、効率的にコンテンツを楽しめるメリットがあります。
元のコンテンツの宣伝効果: 切り抜き動画をきっかけに、元の動画や配信者を知り、ファンになる人も少なくありません。
■危険性について
このように余暇時間の少ない社会人の方にはタイパ(タイムパフォーマンス)がよいものです。
ここでは配信者が著作権などのルールを守っているかはさておき、視聴者側で気を付けなければいけない点を述べます。
特に選挙が近づいている時期では、それぞれの目的を把握しておかないと間違った情報を信じかねません。
ここでは選挙を例に述べていきます。
▼登場人物
・候補者
当然候補者は選挙で当選するため、自分の主張などを述べます。
・配信者
候補者が述べた「自分の主張」を短くまとめます。
動画の再生回数により、収入を得る事が出来ます。
・視聴者(有権者)
様々な情報を得て、投票先を選びます。
生活を豊かにするために候補者を選びます。
▼「候補者」≠「配信者」であることを知る
「配信者」は「候補者」でないことがほとんどです。
つまり、「配信者」は「候補者の主張」を悪意の有無に関わらず、正しく伝えてない可能性があります。
時間を短くする以上、受け手(視聴者)が誤解することもあります。
また、「配信者」自身が「自分の主張」をあたかも「候補者」が述べてるように編集することも可能です。
「AではなくBです」という主張の前後を入れ替えて編集すれば「BではなくAです」と伝える事が可能です。
「配信者」は特に顔出しをするわけでなく、ほぼノーリスクです。
ましてや動画の再生数を伸ばすのが目的なので「事実」よりも「面白さ」が大事です。
このように「候補者」の主張を必ずしも「配信者」がまとめているとは限りません。
▼切り抜き動画とうまく付き合うには
切り抜き動画はあくまで娯楽と考えましょう。
情報収集として利用するには情報源(ソース)を確認しましょう。