怖い話というより知人の心霊体験話

俺がバイトしてたスーパーのパートのAさんからきいたんだけど、その人が
数十年前に家を改築するために仮住まいのアパートに住んでいたときの話。

改築にあたって、家具類を業者に預かってもらってて仏壇も持っていって
もらってたけど母の位牌だけは一応アパートの方に持ってきていた。
しかし、位牌をおくのにちょうどいい台が見つからず仕方なくAさんが中学時代に作った青色の本棚に置くことにした。その見栄えは相当悪かったそうだ。
少し気にしたが「まあ、また今度代わりの台を買ってくればいい」と
思いそのままにしておいた。
しかし、その後位牌の台のことをすっかり忘れてしまって台はしばらくそのままになった。

数日たった日の夜、不意に目を覚ましたAさんの枕元に青い着物を着たAさんの母がとても悲しそうな顔で立っていた。そして母親は視線を別の部屋
の方に向けてから消えたしまった。

初めは訳が分からなかったがよくよく考えてみれば母親は青い着物なんて持ってなかったし、母が視線を向けた先にある部屋は位牌を置いてある部屋と
いうことに気づいた。そう、青い着物を着た悲しそうな母親と言うのは、青い本棚に位牌を置いたままにされたことが悲しくて出てきた(と思われる)母
の霊だったのです。

翌日、Aさんは見栄えのしっかりした台を買い、それに母の位牌を置き母に手を合わし謝りました。そのおかげか母の霊はそれ以降出てきませんでした。
わざわざ化けて出てくる程だから相当かっこ悪かったみたい、と笑いながら語ってくれました

娘は全く怖がっておらず、ニコニコ顔
そしてまたビックリしたのが、娘の小さな両手いっぱいの木の実を持っていました
ドングリやらオレンジ色の実やら色々な種類があって、キャンプ場内では拾うことも出来ない実がたくさん

これどうしたの!?と聞いたら「きつねさんにもらった」と
「きつねさん笑ってた」と

はっ!っと頭に浮かんだのが、キャンプ場がある小高い山の頂上に
とても古くて小さな稲荷神社があり、キャンプ場に入る前に必ず立ち寄って
自分はワンカップを1本、娘は必ず自分の持ってるおやつをひとつ置いていってました
山に入る時はお願いしますって入るんだよと教えていたんですが
トトロが大好きな娘は、いつも真面目に拝んでいたようなんです

山の神様って本当に居るんだなぁと、炊事場から帰ってきた女房となんだか暖かい気持ちになりました

去年東北の方にキャンプに行った時の話しです
山の奥地にあり、自然たっぷりのキャンプ場で首都圏から遠いせいか混んでいる事が無くていつも利用しています

日が暮れて晩飯が終わり、早起きだった為テントで少しうとうとしてた所
外から聞こえる3歳になる娘の笑い声で目が覚めたんです
女房と遊んでいると思ってテントから外を覗いてみてビックリ!
娘の横に、キツネが立っていたんです
立派な体格で、綺麗な毛並みをしていましたが
噛み付かれてもしたら大変だと飛び起きて出て行ったら
キツネはそそくさと逃げていきました

逃げて行ったというか、暗闇せいかもしれませんが
スーっと消えたように見えて、足音も聞こえませんでした
野生の生き物はすごいな~等と思いながら、娘の無事にほっとしたんですが・・・