その日の夕食後、父親に病院跡地の土地区画事業について尋ねました。

「ああ、アレな。なんでもショッピングセンターになるらしいぞ。」

「ショッピングセンター?あそこ病院跡地だろ?」

「それがどうした。」

「そういうのって、何かちょっと気持ち悪くないか?」

「そうか?俺は別に気にならないがな。」

「病院って人が死んでる場所だろうがよ。」

「だからって、潰れてから何十年も経ってるんだぞ。」

「そりゃそうだけど…」

「まぁ何かと便利になるしな。こっちの人はみんな歓迎してるさ。」

父親は屈託なく笑ってコップからビールを啜りました。