ズルッ、ズルッ・・・


なんとなく気になったので、その箱を持ち上げてみた。

中には「拾ってやって下さい」の紙きれ一枚。捨て猫か何か?
いずれにせよ、誰かに拾ってもらったのだろう、と
少しほのぼのした気分になっていると、底の方にもう一枚。


「ここにいた猫は、処分いたしました。XX市保健所」


一気に鬱な気分になり、公園を後にした。


振り返ると、ダンボール箱、またひっくり返って動き続けてる。
ズルッ、ズルッ、ズルッ・・・
ちょっと不気味。