中学の修学旅行での話しです。
場所は三重県の某ホテル。未だに俺らの間では酒の席でやたら語られる話です。

先に部屋の間取りですが、玄関を入って右に便所、左に風呂、フスマを挟んで12畳位の和室、すりガラスの引き戸をはさんで板の間があり、ほんで窓でした。
ちなみにそこは三階で、窓からの景色は中庭の木々が見えるだけという感じでした。

夜、消灯時間が近づいてきた頃でした。先生が
「お前ら、はよ寝えよ!」と、玄関から入ってきました。と、続けて
「おい、お前らアレ見てみい」と窓の方を指しました。そこにはカーテンを閉めた
窓に中庭の木々の影が映っていたのですが・・・・・もう一つ、中庭の照明に照らされた、「女の人」にしか見えない影もいっしょに映ってました。

先生と俺らは、「なんじゃアレ~!気色わる~!」とか何とか言いながら、とりあえずカーテンをめくってみまたのですが、もちろん窓の外には木が生い茂っているだけです。そしてカーテンを戻してみると、またもや女の形の影が・・・

「どの木がどう映ったら、こんな形に映るんや?ホンマ気持ちの悪い」
と言いながら、先生はカーテンを開けたり閉めたりしています。が、そのうち、
「もうエエ、気にせんと早く寝ろ」と言いながら、電気を消して出て行きました。

俺らはもちろん気になりまくりで、何回もカーテンを開閉しながら検証してました。
でもその内飽きてきて、「もうええやん寝よや」と一人、また一人と寝てしまいました。
俺も影には飽きて、隣の布団のヤツとエロ話なんかしながら、時折気になって、
チラチラ見るだけになりました。