ポケモン2雑司が谷らしい。塀に沿って進むうち、その向こうは墓所であることが分かった。 ちょっと気味悪いな、と感じながら足早に歩くと、 突然私の脇を子供が通り過ぎた。 黄色いパジャマを着ていた。 この寒空に、などと感じる暇はなかった。 その子供は、塀の中に吸い込まれるよう消えたのだ。 私は声こそ出さなかったが、恐怖のあまり駆け出していた。 ようやく広い通りに出て、運良くタクシーを拾うことができた。 運転手にちょっと話を振ると、年末は忙しくて、幽霊なんか見る暇も無いとのこと。