焼鳥屋での私の体験談。

飲み過ぎた日は、奥の座敷で眠らせてもらうことがあった。

その日も、遅くまで呑みちらかして、そのまま座敷で爆睡。

ふと目覚めると、ふすまで隔てられた店内が騒がしい。
まだ賑わっているようだ。

閉店間際の時刻から随分眠ったつもりでいたのに妙だと思いつつ
ふすまを開けると、すでにそこは真っ暗。しーんと静まっている。

足下に、鍵と一緒に「帰るから施錠しておけ」というメモがあるだけ。

怖くなって、鍵もかけずに逃げ帰った。

翌日、オヤジさんにその事を伝えると、「よくあるよくある」だと。