釣り場まで、自転車で15分ぐらいで着いた。
釣り場には4駆と、見慣れない大学生風の2人組みが、何か釣りのような事を先にしていた。
ちょうど例の峰ノ州の手前の防波堤で(2~3百メートル先が峰ノ州)、暇そうにタバコを吸ったりしていた。
僕とNは少し遠慮しながら、横でいつものように釣りをはじめた。
すこし離れてるとはいえ、見慣れない2人組みはこっちの様子が気になるようで、しばらくして話し掛けてきた。
少しパーマのかかった人あたりの良さげな片方が
「こんちわ、ここ釣れるの?ゼンゼン駄目なんだよね」
警戒させない声だった。