なんとか何事も無く作業現場まで着く事が出来た。 

一番最後にあの場を出たと考えられるJリーガ‐が一番最初に着いていた。(脚力は、ハンパじゃねぇな)

4人とも無事だった。

作業現場に着いた安心感からか、体が硬直して煙草を胸のポケットから
取り出し火を点けるのに随分時間が掛かった。

見たか?

『アァ』 仲間が同時に返事した。

首吊り死体じゃないよな? 『ありえん』 『 この季節なら腐ってるだろ』 『だよなぁ~』

こんな様な会話をして今後どうするのか決める事にした。
(協力会社の連中には、若い人達も居るしちょっと現場から離れた事務所には、女の子もいる)

それに大の男が、山の中で生きてる様な死んでる様な老人を見たとか、そんな曖昧な事は、断じて言えない。
 もう一度カメラでも持って見に行く度胸なんてサラサラない。大金を積まれても断る。

一番信頼のおけるBOSS的な年長者にだけ話をする事になった。