俺「あぁ、あの扉のことか?」
K「そう、そうです。何ですかね?あの扉。奥の部屋も倉庫なんですか?」

俺と同じだ。なんだか微笑ましい。

俺「あれな、俺もよく知らないんだ。昔、俺も先輩に聞いてみたら、気にすんな、って言われたよ。」
K「そうですか… 。あれ、カギ掛かってるみたいなんですが、倉庫のカギで開くんですかね?」
俺「どうだろうな。試したこと無いけど。倉庫なら開くんじゃないか?」
K「うーん… 今度行ってみるかな。。」

なかなか好奇心旺盛なヤツだ。俺も何か気になるので、中に何かあったら教えてくれよ、と言っておいた。

その翌日。またKがやってきた。

K「○○さん、ダメでした。あれ、倉庫のカギじゃ開きませんよ。」
どうやら、あの後すぐ開けに行ったらしい。

俺「そうか、ダメか。じゃあ別のカギがどこかにあるんだろうな。」
K「いえ、違うんですよ。あの扉、こっちからは開けられないみたいなんです。」
俺「ん …?」
K「カギは掛かってるみたいなんですが、こっちからのカギ穴なんて無いんですよ。」
俺「な…?。じゃあ、あれか?内側からカギが掛かってるってことか…?」
K「そうなりますかね… 。」

嫌な悪寒を感じた。

内側から掛かってるカギ。ということはどうなる?カギを掛けた何者かが、あの部屋に居るってことか。

まぁ、あり得ない構造ではない。でも何か引っ掛かる。