あかずの間に「した」空間の話。
実家は古くからの豪農、養蚕業をしていて、当時は相当な土地と資産をもっていたらしい。
母屋のすぐそばにトタンのでかい養蚕小屋があったんだが、20年以上物置となっていた。

整理のために物品処分し、内部を整理していたところ、分厚い鉄板が地面を覆っている部分がでてきた。
たたいてみると、反響音。空洞があるらしい。

ミニショベルカーを持ってきて親父がそれをはずしてみた。
直径1m、深さは、光が届かなくてよくわからないが20mくらいはあったとおもう竪穴があった。
薄くコンクリート?石膏のようなもので補強された長く深い真っ暗闇の竪穴。

さすがに降りることは出来ず、後日危険だということで鉄板を元に戻し、コンクリートで固めた。
ばっちゃんの話では、防空壕じゃないかという話だが、工場もなく、農村地帯。
こんなに深く、空気の循環も光もささない竪穴のおくに何が存在するのか。