マヨヒガの話を聞いた。

話をしてくれたのは女友達、彼女の祖母が若かりし頃(と言ってももう子供が三人くらいいる年)、山菜取りに入った山の奥で遭遇したそうだ。

その話を聞いて「ちょっと待て」と思ったのが一箇所。
その家は、よく民話の本にあるような、昔話の絵本に出てくるような和風建築ではなく、
ドイツやリヒテンシュタインにありそうなちょっとちっこいお城だったんだそうだ。

「山にそんなのあったら噂にならないはずがない、つかあの山の地形でそんなの建てられる訳ない
それに今は衛星写真に写るんじゃないの」
あれは絶対マヨヒガだと、お祖母さんは主張していたらしい

ただ、珍しい洋城に度肝を抜かれ、お祖母さんが見たのは入り口のデカい扉をちょっと開けたところだけだったそうだ
鍵もかかっていない、人の気配も全くしない
映画に出てくるような広いホールだったそうで、彼女はコ○ンの魔術師なんちゃらいう映画に出てきたお城をイメージしてると言っていた

民話では、マヨヒガに迷い込みながらも何もとっていかなかった者には、
立派なお椀が川上から流れてきたりするらしいが、
お祖母さんのところに流れてきたのはたいそう美しい櫛(ブラシ?)だったという

お祖母さんは癖毛に悩んでいたらしく、その櫛で髪を梳かすと特に何も手入れをしなくても髪が綺麗になる、と喜んでいたらしい。

「私も癖毛に悩んでたんだよ」と言う彼女の髪は、今は特に何も手入れをしていないらしいが、
シャンプーのCMに出られそうなくらい美しい黒髪ストレートだ。

今はお祖母さんは亡くなっており、詳しい話を聞くことが出来ないのがもどかしい。
友人も櫛見せてくれないし。全部聞いただけの話だから確かめようのない話なんだけど…

日本の山奥にちっこいノイシュヴァンシュタイン城とかどんなシュールな図だようわあああああああああ
超見てぇええええええというか洋風なマヨヒガが見てぇえええええええええ
マヨヒガの話好きだから興奮した

そうです