小さい頃に帰省したときに聞いた父方の田舎での話

四国です

実家の持ち山に一族の墓(けっこう最近まで土葬だった)が建てられているのだが、これが時代ごととか本家と分家とかで建てられている場所がまちまちだったりする

あるとき、とある分家のおっさんが「墓は高いところにあるほうが良い」と言って山の頂上付近に墓を作ってしまった

そのことが一族や地元で問題になった
それというのも、山の中腹から少し上辺りに山の神様を祭る祠があって、神様を祭っている場所より上になる場所に墓を作るのは良くないということだったからだ

でも、そのおっさんは祟りとかそういったことは信じないタイプで、皆からそういうことを言われてカチンときて「祟りなんかあるかい!」と怒って今まで山の下のほうにあった先祖の墓までわざわざ山の上に作り直してしまった

結果、そのおっさんの家族に不幸が重なってその分家は全員死亡
老衰は一切無し、全部、病死とか事故死と自殺だったらしいけど、そのおっさんは事故でかなり悲惨な死に方をしたらしい(子どもだったので詳しい話はしてくれなかった)

今でもそのおっさんの分家の墓は山の上にあるけど、祟りを恐れてか誰も関わりになろうとはしないそうだ