借金のかたに譲り受けた山 :聞いた話一昨年、借金のかたに譲り受けたという山の手入れを頼まれた時のこと。 様子見のため、雇い主と一緒に小径を半時間ほど歩いて現場に着くと 全ての木に、8mくらいの高さまで白い布が包帯のように巻き付けてあった。 さらしを裂いたような布は、雨の翌日にも関わらず殆ど汚れていない。 同行した雇い主に事情を尋ねたが、唖然とした様子で「知らない」の一点張り。 気味が悪かったので、木はそのままにして仕事も断った。 その後も手入れをする人は見つからず、未だに放置されているらしい。