それからもちょくちょく、友人から報告があった。

「今ね、膝まで見えてるん」
「昨晩は背中まで現れてた。帯止め可愛かったよー」
「肩まで出てきた。もう少しで全部見えるかも… 」

総じて考えると、白い着物姿の少女の姿が、足元から徐々に積み上がって
いっているようだ。

小学校の低学年くらいの背丈らしい。髪は腰の少し上まである。

お前怖くないのか? 聞いてるこちらは気持ち悪くてどうしようもないんだが。

「んー、あまり。そう言えば何でだろうね、以前はすごく怖かったのに」

嫌な感じだけが、夜毎夜毎に増えていった。