最初は並走気味だったCまでもが俺をおいてかんばかりに突如速度を上げたので
俺も危険を承知でバックミラー無視、ひたすら前方注意で走り抜けた

結局、峠を下って最初のコンビニに着くまでAもBもCも速度を緩めなかった

コンビニでやっと止まってくれたので「おいおいどうしたんだよ」と聞くも全員俺をガン無視
ふてくされて一人で駐車場でタバコを吸っていると、Aがコンビニから出てきた

なぜか食塩を携えている。封を切ったと思ったら突然、「悪霊タイサーーーーン!!」と塩をぶっかけられた

握りこぶしほどの量の塩を「タイサン!タイサン!」と計三回顔と全身に投げつけられた俺は目と鼻に大ダメージを負った

キレてAに殴りかかる俺を抑えるBとC。五分ほどカオスなやり取りをしてやっと落ち着く
その後、三人が塩まみれの俺にしてくれた説明はこんな感じだった

お姉さんが現れたとき、BとCも何らかのトラブル(彼氏と喧嘩して置いてかれた、レイプされて捨てられた)を想定し助けようと思ったらしい

だが、Aはお姉さんを見て「人間ではない」と感じたそうだ。
A「店がある麓ならまだしも、あんな人っ子一人いない山奥になんで浴衣の女がいるんだよ」
と俺をバカにしたので「秋祭りの帰りかもしれないだろ。それに…」と俺はいろいろ反論してみたが、

A「あの地域で今祭りがあってる所は無いし、そもそもこの時期に県内で祭りをやっているところはない。それにあの女裸足だったろ?」

俺「だからそれは何らかのトラブルに…」

 A「いや裸足なのはいい。ただ林から出てきたくせに足が全く汚れてないのはなんでなんだよ」
そういえばすごくそそるナマ足、もとい綺麗なおみ足だった。
つづく