私がその寺院の僧たちに是非見せてくれと頼んだら
最初は頑なに断られた、そこを何とか、と言うと渋々寺院の奥から古い木箱を出してきた。

その木箱を開ける前に、何が起こっても知らない旨を言われ私は了承した。

それを見た者には不幸が降りかかる云々、、、木箱の蓋には古びた御札が貼ってあったと記憶している
僧はその御札を剥がしながらなにやら口の中でお経のようなものを唱え始めた・・

寺院の中の空気が変わっていくのを肌で感じ、温度が急激に下がっていくのを感じて
思わず身震いした。

蓋が静かに開いていくと、三角の灰色のモノが見えてきた。
三角形をした何者かの頭皮だと分かった。
僧たちの顔色が変わっていた、それを感じた私はこれ以上見ていてはいけないのだと感じ
お礼を言ってその寺院を去った。

日本に帰って来てから立て続けに不幸が襲った
妻が突然、庭先で倒れ入院、「灰色の大きな陰が襲ってくる」と魘されつつ死んだ
旅行に行ってくると突然家を出て行った娘がなぜかヒマラヤで死んでしまった事など、、色々あった
これ以上思い出したくないのでここで止める・・・

そんな私は仕事中に鉄塔の梯子を踏み外す事故に見舞われ片足が不自由なままです。
あれはいったい何だったのか・・