かなり驚いたが オッサンの方は冷静な様子で俺を見つめていた
浮浪者かとも思ったが この辺りでそんな人を見た事は無い
社を掃除でもしていたのかと思って 俺は軽く一礼してみた
すると オッサンが「○○か?」と尋ねて来た
俺には聞き覚えのない人の名前だったので 「いいえ」と言った
すると また「○○か?」と別の名前を言って来た
さすがに気味悪くなったので 首を横に振って薮を出ようとすると 後ろで
木戸が軋みながら開く音が響いた
俺は オッサンが追いかけて来ると思って 急いで薮から車道に飛び出した
少し走ってから振り向くと オッサンが追い掛けて来る様子は無い
ホッとした俺は そのまま家に帰る事にした
つづく