かなり辺りも暗くなってきて、彼は焦りはじめた。

急いで自分の足跡を頼りに下山していると、異変に気づいた。
あの細い足跡が増えている。。。登っているときは1人だけの足跡だったが今は数人ある。

少なくとも今は3人の足跡が見える。しかも、よおく観察してみると裸足の足跡のように見えた。。
それに気づくと背筋がゾクゾクして恐怖に襲われた。
自分を裸足のなにかが後をつけて来てた。。。しかも登山道ではない。

その時、彼は知り合いのベテラン登山家の言葉を思い出していた
「初雪の日は登山してはいけないよ。見てはいけないものが見えちまう。
 普段は見えないものが、雪のおかげで見えることがあるんだ、それは命取りになるから。」
彼はパニックになりつつあった、暗くなり始め、得体の知れない裸足の足跡、確実に迷ってる。。
彼は足早に足跡を頼りに下山を始めた

つづく