広明さん曰く、自分が山道で見た幽霊の一団は進んでいた方角からいって、おそらく幕府方の軍だったのだろう。

自分達は敗れて死に、時代は移り変わったが、それでも尚、忠義を全うしようとしているのではないか…との事。

幽霊は確かに怖い。怖いが彼等も日本人で、立場こそ違っていたが、官軍と同じく「家族の為、故郷の為、日本の為」という信念を持ち、戦って死んだ。

だから怖がってばかりではなく、生きている我々が感謝して手を合わせてやる事が大事なんだ、と広明さんは言っておりました。