△△の豹変ぶりを見た近所の人がある時、冗談半分で△△に「今はいいが、後で○○が戻ってきたらどうするね?」と聞いた。
すると△△は「いいや、あいつは絶対戻ってこないね」と自信たっぷりに言う。そこで再び相手の人が「なんでそんなにハッキリ戻らない、と言えるんだね、まさかあんた、○○が憎いあまりに殺したんじゃないだろうねぇ?」と聞いた。
勿論、聞いた人は冗談で聞いたのだ。だが、△△は事も無げに「ああ、殺したよ。あの生意気な小娘、頭カチ割って顔を叩き潰してやった」と、言ってのけた。
その場に居合わせた人々は一瞬固まった。が、誰も殺しの現場を見た訳じゃないし、△△は、あまりにも堂々として喋ってるし、その場の皆は「またまた冗談を」と笑って聞き流した。
それから暫くは何事も無く平穏だったのだが、ある時期からたった数年だかで、□□当主も本妻の△△も、更にはその息子達も立て続けに死んでしまい、□□の一家は完全に絶えた。
□□家があっと言う間に全滅したのを見た人達の中には「ひょっとして△△の奴、本当に○○を殺したんじゃないか、その祟りなんじゃないのか」と言う人も居たらしい。
つづく