また元の林道に戻った時 酷く疲れて立っていられなくなり 膝を抱えて座り込んだ

濡れた運動靴は何故か汚れておらず 泣きながら誰か迎えに来てくれるのを待った

いつの間にか眠ってしまったのか 揺り起こされて目が覚めた
おじさんが目の前にしゃがみ込んでいた

自分は家の玄関の前にいた

服も濡れていない 怪我もしていない
運動靴は砂埃で薄茶色に汚れていた

裏の山に大きな川は無かった