音もなくゆっくりと山守に聞いた話 小糠雨が降りしきる山中で、大きな木が音もなくゆっくりと倒れるのが見えた。 場所の見当をつけてすぐに行ってみたが、倒れたはずの木の姿はどこにもなく 真新しい切り口を見せる切り株の周囲には、大量のおがくずがふんわりと積もっていた。