ある男が、渓流釣りのため山奥の沢へ行った。すると流れの中に人らしき物が倒れている。
男が慌てて駆け寄ると、それは散り散りになって消えてしまった。
結局、それは枯葉と流木の集まりだったのだが、彼はこう言っている。


「確かにあれは人だった。こちらを見て、手を上げて笑ったんだ」