どこをどう走ったかもわかんない地図も磁石も無いこれが山でどれだけ絶望を感じさせるかわかるかな もう気持ちも肉体も恐怖も限界だったワケワカンナイ 犬は小便もらしてたし、漏れは泣きながら必死に逃げた
周りは緑につぐ緑 振り向けば 「ソレ」 がいそうで 漏れは止まれなかった
いつのまにか鳥の声が、祖父や叔父が撃ったであろう銃声が戻った 本当に劇的に普段連れてきてもらう漏れの知っている山に戻った 時計を見るともう昼過ぎ…あぁもう駄目だな…と観念したよ
どうあがいても明るいうちに合流なんてできない
第一、ここはドコナンダ?
落ち着く為にヤニを吸う漏れ
早朝に家を出たので食事もまともにとっていない
空腹を満たそうにも食料は全部叔父のリュックだ それでもとぼとぼと歩くしかない
幸いにも10分ほど歩いたところでロープの張られた山道にでた これで下山できると道を下る漏れは道祖神?を見つけた
それには何故か生魚(生きてた)が供えられており
漏れは手ごろな枝で串刺しにして、もっていたジャンプを火種にして
犬と半分ずつ魚を焼いて食べた…今ならアリエナイけどね 物凄く美味い魚だったよ…うまかったんだよな
ほどなく林道に出た漏れは、山菜取りにきてた地元民に送られ叔父の車まで戻った
祖父も叔父もめちゃくちゃ怒って、泣いて安堵して…
猟犬もうれしそうに尻尾を揺らしてた
獲物や荷物を積み込み、犬を車に乗せようとすると 一匹見当たらない…漏れといた犬がいない…
「ぎゃいーん!」
犬の声がした
猟銃を片手に声の方に走る祖父と叔父!
少しして戻った祖父は犬を連れていなかった
「死んどった」
簡単に埋葬してきたそうだ
漏れは何も言えなかった 車中やけに皆無口
それ以来、祖父が漏れを山に連れて行ってくれることは無かった
漏れも行きたいとも思わない
そんな祖父も先日亡くなり
祖父をしのびつつ交わす酒の席
昔話に花が咲き、山の話から漏れの遭難事件まで話はおよんだ
叔父は言った
「あの時の犬はかわいそうな死に方だった」
「舌を噛み千切られるなんてマトモな死に方じゃない」
「S(漏れ)ちゃん…あの時なんかあったんじゃないの?」
周りは緑につぐ緑 振り向けば 「ソレ」 がいそうで 漏れは止まれなかった
いつのまにか鳥の声が、祖父や叔父が撃ったであろう銃声が戻った 本当に劇的に普段連れてきてもらう漏れの知っている山に戻った 時計を見るともう昼過ぎ…あぁもう駄目だな…と観念したよ
どうあがいても明るいうちに合流なんてできない
第一、ここはドコナンダ?
落ち着く為にヤニを吸う漏れ
早朝に家を出たので食事もまともにとっていない
空腹を満たそうにも食料は全部叔父のリュックだ それでもとぼとぼと歩くしかない
幸いにも10分ほど歩いたところでロープの張られた山道にでた これで下山できると道を下る漏れは道祖神?を見つけた
それには何故か生魚(生きてた)が供えられており
漏れは手ごろな枝で串刺しにして、もっていたジャンプを火種にして
犬と半分ずつ魚を焼いて食べた…今ならアリエナイけどね 物凄く美味い魚だったよ…うまかったんだよな
ほどなく林道に出た漏れは、山菜取りにきてた地元民に送られ叔父の車まで戻った
祖父も叔父もめちゃくちゃ怒って、泣いて安堵して…
猟犬もうれしそうに尻尾を揺らしてた
獲物や荷物を積み込み、犬を車に乗せようとすると 一匹見当たらない…漏れといた犬がいない…
「ぎゃいーん!」
犬の声がした
猟銃を片手に声の方に走る祖父と叔父!
少しして戻った祖父は犬を連れていなかった
「死んどった」
簡単に埋葬してきたそうだ
漏れは何も言えなかった 車中やけに皆無口
それ以来、祖父が漏れを山に連れて行ってくれることは無かった
漏れも行きたいとも思わない
そんな祖父も先日亡くなり
祖父をしのびつつ交わす酒の席
昔話に花が咲き、山の話から漏れの遭難事件まで話はおよんだ
叔父は言った
「あの時の犬はかわいそうな死に方だった」
「舌を噛み千切られるなんてマトモな死に方じゃない」
「S(漏れ)ちゃん…あの時なんかあったんじゃないの?」