皆様いかがお過ごしでしょうかクローバー

これから寒い季節に入ります(猫には厳しい季節です)

今回は猫ちゃんの泌尿器系の病気について少し書かせて頂きたいと思います(大切な愛猫ちゃんが長生きするために)


猫はもともと砂漠で暮らしていた動物です。水の少ない環境で、あまり水を飲まず体内の水分を有効に使って濃縮された尿を出す体の仕組みになってます(濃い尿を出すため常に腎臓に負担がかかり、疲れて機能障害を起こしやすいのです)濃い尿はミネラルが結晶化し尿石ができやすくなります。結果的に膀胱を傷つけ膀胱炎を引き起こします
注意なかでも危険なのが尿道に結石が詰まり尿が出なくなる尿閉塞

尿道が細いオス猫に多い病気ですネコ

これらは食生活や水分摂取不足、肥満などが引き金になります
▼『猫下部尿路疾患』尿の異常が現れ愛猫ちゃんの排尿頻度、様子、量や色など(いつもと違う)と感じたら即~動物病院へ

※異常を早く発見するこどが大切です


☆予防やケア☆

基本的に十分に水を飲ませることが大切です『複数個所に水を置いたり、飲みやすい容器を使用するなど、いつでも水を飲める工夫をしてあげて下さいね~
(水は溢れる位入れたら)よく飲みますよ

【因みに僕は、溢れて床が濡れるので新聞紙やペットシートを敷いてます】


そして適切な食事管理(マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを制限した食事と尿のpHを調整するよう考慮された食事を与える))

トイレは常に清潔にし綺麗を保つ(我慢させないのが大切)

また肥満による運動不足も気を付けなければなりません
(うちのレオ君も注意が必要です)ネコあせる


猫を真に尊重するためにクローバー

※猫は生物学的に決して人間ではないのです『これが猫を真に尊重するための第一の原則です』キラキラ

飼い主様が自身の食習慣に惑わされることなく、正しい給餌方法を指針とすることが必要です


人類は雑食性で味覚に恵まれたバラエティーに富んだ食事を楽しんできましたが猫は肉食で一定の種類の食物に適応してます。人間と同じ食事を与えたくなるときもありますが、それは猫の形態には適していません(衝動を抑えることも愛猫ちゃんへの優しい配慮なのです)


※慢性腎不全

高齢の愛猫ちゃんには特に注意が必要です

腎臓は体内の老廃物や毒素を排出する重要な働きをしてます『腎臓は我慢強い臓器で機能の75%が失われて初めて症状が現れます。いったん失われた腎機能は回復することはありません

しかし!早期に発見し適切な治療と管理を行えば完治はしなくても寿命は伸びます

治療は進行を抑え症状を緩和することを目的に(病気の進行度合いにもよりますが)主に輸液(点滴で脱水や電解質のバランスを補正)食事療法(たんぱく質やナトリウムなどの制限)及び投薬の組み合わせで毒素を吸着させ排出させる活性炭なども用います


※予防には定期的な検査を受けたり、いつでも新鮮な水を飲めるようにする、猫下部尿疾患にかからないようにする(定期的なワクチン接種でウイルス感染症を予防)するなど飼い主様の愛情で長生きします


【お読み頂いて、ありがとうございました】

$ZERO&ファイター-コニャン花を頭


$ZERO&ファイター-こにゃん&カゴ