今日、Twitterで北朝鮮の拉致問題に関するツイートをいくつか見かけ、興味、というか関心?が湧き、今までも
国際問題や外交問題には興味があったことも手伝い、真剣に北朝鮮に関する問題について考える機会がありました。
その中で、以前テレビ等のマスコミ界隈を賑わせた、グアムへのB1Bランサー戦略爆撃機の配備、そして北朝鮮付近の飛行について、意見、というか自分なりの考えを書かせて頂きます。
B1Bというのは、核搭載能力こそSTART、New STARTでの核運搬手段の規制によりなくなりましたが、それでも大量の爆弾
を搭載して市街地を爆撃できる能力はあるわけで、さらにその性能も北朝鮮の戦後第一世代戦闘機では歯が立たない事は明確です。
最悪の事態を考えてみましょう。
もし仮にアメリカが本気で現存するB1B 60機に爆弾を満載してどこかの基地から平壌に向けて出撃させたら...
平壌は北朝鮮の対空戦闘能力で対処できない、多数の米軍機が上空を乱舞、北朝鮮の独裁体制による洗脳の被害者である
罪なき一般市民を戦火に巻き込み、東京大空襲の二の舞を起こしてしまいます。
アメリカは、第二次大戦で何を学んだのでしょうか?正義の核で戦争を終わらせられる事でしょうか?
敗戦国の国民から愛国心を奪う事で、その国家を自国の傀儡にできる事でしょうか?
断じて違います。
アメリカは、日本との戦争で、もっと大きな、大切な事を学んだはずです。
自国より弱い他国の都市に航空攻撃を仕掛ける、ということの残酷さ、です。
その国が弱い、ということは、その国の国民、一般市民は誰が守れるというのでしょう?
一方的に空から蹂躙され、何の抵抗もできない敵国の国民、彼らの気持ちを考えたことがあるでしょうか?
アメリカの様な大国、強国こそ、軍を抑止力ならいざ知らず、戦争に使う事は避けなければいけません。
アメリカ政府が今後も賢明な判断で戦争を避ける政策を採るよう願うばかりです。
稚拙な文章、意見にお付き合い頂きありがとうございました。僕の考えをより多くの方に知って頂き、現代日本人にとって遠い存在である戦争という行為、ひいては海外の政治やその問題に対する関心を抱いて頂ければ幸いです。
