随分前の話だが、

可愛がってた、後輩が名古屋を離れた。


共に働いていた時は、常に面倒を見て、
相談をきいたり、笑ったり、怒ったり、呑んだり、バカをしたり。


俺の事を名古屋の兄貴と呼んでいた。


元々、実家に帰る事は、遅かれ早かれ、分かっていたが、
共に過ごした、二年間は俺達にとって掛け替えのない、
男と男の絆を作るには、十二分、過ぎる時間だった。


そして、また必ず会う事を約束して俺達は離れた。


ところが、戻ってからは一切の連絡もなく。
音信不通になった。


ある偶然から、お兄さんと連絡を取る事が出来、後輩は元気ですか?と聞くと、元気にしていると。

言葉が無かった。


俺が何をしたと云うのだ。
何、一つ原因は分からず、人間が嫌いになりかけた。


俺が、今までしてきた事が全て否定された気がした。

結局、俺は、
自分の自己満足の中でエゴを押し付けていたのか?


考えた所で答えは出ない。当の本人とは音信不通なのだから。


人と人の繋がりは一体なんなのか?

金か?
友情とは?
仲間とは?
出会いとは?
信頼とは?
信用とは?


いったい何処までが、それで、何処からが違うのか?

信頼した人間が馬鹿を見る様な世界なら、俺は、クソくらいだ。

信頼なくして何が出来ると云うのだろう?
一回だろうが、十回だろうが、会った回数は関係ない。


用は自分が守りたい、大事にしたい、大切にしたいと思えるかどうかだと?


人間同士、男だろうが
女だろが、相思相愛にはなかなか、なれないが、

これから先、裏切られ様が馬鹿みようが、騙され様が、俺の中身を一切かえるつもりはない。
くだらない奴は置いといて。
少なくとも、俺にも選ぶ権利はある。


本人にも、何かしら、きっと理由があるのだと。


歩む以上、出会いと別れの繰り返しだが、

何かを忘れてはいけない気がする。
何かを大切にしなければいけないと思う。
何かを失ってはいけない気がする。


独りぼっちになりたくないし。

独りぼっちにしたく無い。

メゲる事なく。

まぁ、アイツの事だから、上手くやってんちゃう。ひょうひょうとさ(笑)

万が一、出会ったり
連絡してきたら、
一発、ど突いて
酒でもおごってやるか。


いつか、またな。