のAudio エンコード速度を検証してみた。
ただそのままでエンコードを実行すると尺が長いVideoでは
Videoのエンコードが終わるまで延々と待たなければならない。
そこでAudio エンコードだけを実行できるように改造したものを作って
エンコード速度を検証することにした。

方法は・・・Plus と同じように「拡張」タブを追加して
「Audio エンコードだけ」のオプションを追加
これを選択することでAudio のエンコードだけが実行できる。
(ファイル名は必要なので、dvdflickmod_jp とした)
比較対照として自分がAudio エンコードを高速化改造した
・・・Plus でも同じファイル同じ条件で実行してみた
実行条件は以下の通り
◇ネットに繋がないスタンドアロンの同じPC上で実行
◇実行の妨げとなりそうな他のタスクを起動しない
◇実行中はマウスやキーボードの操作をしない
◇「Audio エンコードだけ」のオプションを選択して実行
尺が42分のAVIファイルで実行した結果、エンコード完了まで
・・・Plus で3分05秒、dvdflickmod_jp では3分21秒だった
わずかに16秒ほど・・・Plus の方のエンコードが速いという結果がでたが
猫科研究所さんの DVD Flick 1.3.0.4 日本語版でも
十分にAudio エンコードの高速化が実現されていて実用に耐えるといえるだろう。
(大きなお世話だが ^^;)
その他約90分ほどの尺の avi ファイルでは6分40秒でエンコードが完了した
ただ、自分が気になるのはバッファサイズの事だ
自分がテストした結果ではバッファサイズが小さい場合
トータルのエンコード時間が長くなるのはもちろん、Audio以外の場合でも
エンコード実行の時間が後になるほど徐々にエンコードが
遅くなっていく傾向が見られたということだ。
この結果を受けて自分が改造した・・・Plus では
ver.1221 と同じバッファサイズを割り当てるようにしたのだが
バッファサイズをver.1221 と同じ程度にすれば
猫科研究所さんの dvdflick_jp のAudio エンコードを
さらに速くする事が出来るのではと思う
ともあれ、バッファサイズを変えずにここまで
Audio のエンコードを速くしたとすれば
かなりの最適化がなされたのだとは想像できる。
ただ、実行テストをして反映していないためか(本家も同じか?)
キャプションの表示が2行になって上下が見切れてしまっている所もあるなど
ファイルを配布するには使う人の側に立った配慮が少し足らない気がするのが残念だ。
過去ログにも書いたが、VBの仕様のせいでもあるのだが
(またまた大きなお世話だ ^^;)
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参照先:[DVD Flick 1.3.0.4 日本語版 by 猫科研究所]
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余談だが、日本語化は大変だね~
VB6じゃ、キャプションが文字化けして何が書いてあるやら判らない
また文字の長さもよく判らなくなる。
dvdflick_jpのソースを元に
日本語化した・・・Plus_jp も作って見たいとは思うが
キャプションの文字化け、何とかならないものだろうか?
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追記:キャプションの文字化け
キャプションが文字化けしていた事の詳細は
フォント設定の文字セットで日本語が選べないフォント(Tahoma)が使われていたためでした
フォントをMS UI Gothic などにして文字セットを日本語に変えればばいいのですがそのままです。
フォントを変えずに文字セットだけを日本語に出来ないかというのがほんとのところです。
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1月29日に猫科研究所さんで
「出力フォルダのパスに日本語が使えるようにしたバージョン」がリリースされた。
なにがなんでも出力フォルダのパスに全角を使いたい人は試してみるといいかもしれない。
(リンク先は同じ)
dvdauthor をそっくり置き換えてしまうのは自分としては抵抗があるので
インスコ先のDVD Flick を猫科版専用フォルダーにコピーしてdvdauthor などを置き換えテストしてみた。
結果はXPで日本語パスにメニュー付きでVIDEO_TS作成までおkだった。
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