<無位と一位>

   万法一に帰す、一何処にか帰す。  (趙州)

   一位から無位へ脱落し、無位から一位へ出自生成する。

   さて、このように生滅を繰り返す有無の境界とも言うべき

   転法輪する事態の中に在って、一無位の真人は何処にか在る。