<無心の現在と無心の自己>

   悟り、それを何処で言うのか。

   禅的境涯の最終局面、それを何処で言うのか。

   無心の現在は、「身心脱落」 の境涯に、

   無心の自己は、「脱落身心」 に相当する。

   したがって私は、この無心の自己を将って

   一円相の自己 (局所対称性の自己) と為し、

   観世音菩薩 (一無位の真人) の立ち位置としている。