<場とふるまい>


   彼岸を越えて此岸へ


   此岸こそが人の立場であり、彼岸の岸辺である。

   ここに於いて、初めて場が自己対称化され相称化される。

   いわゆる、場の相対化であり、場の対象化である。

   自己と世界の始まりであり、自他 (分別) の始めである。


   前述した正帰還と負帰還は、相対化され相称化された場の、

   つまり、分別された場の二義的な 「分別的機能」 である。

   言わば、天地(上下)・左右・前後に振り分けられるのである。