<場とふるまい>


   有仏と無仏

   
   如何なるか有仏の処。

   生死の中に仏あれば、生死なし。

   これ、心解脱にして渇愛滅 (貪瞋痴滅) 。

   
   如何なるか無仏の処。

   生死の中に仏なければ、生死にまどわず。

   これ、慧解脱にして法障滅 (惑業苦滅) と称す。


   さても小乗とやせん、大乗とやせん。

   知らず、有耶無耶 (うやむや) と言う莫れ。