<場とふるまい>


   拈華微笑

   
   世尊、昔、霊山会上に在って花を拈じて衆に示す。

   是の時、衆皆な黙然たり。惟だ迦葉尊者のみ破顔微笑す。

   
   世尊云く、「吾に正法眼蔵、涅槃妙心、実相無相、微妙の法門有り。

   不立文字、教外別伝、摩訶迦葉に付嘱す」。


   これが禅のルーツであり、出自である。