<場とふるまい>


   サマンタ・バドラの端的


   これに続けて、無門和尚が次のような商量を加えている。


   無門曰く、「倶胝並びに童子の悟処、指頭上に在らず。

   若し者裏に向かって見得せば、天竜、同じく倶胝並びに

   童子とは、自己と一串に穿却せん」 と。


   
   無門は言う、「倶胝も童子も、指先ぐらいで悟ったわけではないぞ。

   もしお前たちにその本当のところが見抜けるものなら、天竜和尚、

   倶胝和尚、そして童子らと一緒に、お前自身も一串に刺し貫かれる

   であろう」 と。