<無用の長物>


   どこかで聞いたようなセリフだけれど、

   大事なことなので何度でも言いますね。


   じつは宗教なんてものは、言わずもがな有らずもがなゝもので、

   普段はきれいさっぱりと忘れているくらいがちょうど良いのです。


   わたしにとって宗教とは、病気の時の薬や医者のようなもので、

   ふだん元気な時にはまったく必要のない無用のものなのです。


   ただ人の世は、あまりにも兎角亀毛し蛇足するものですから、

   怪我をすると言うか、病気すると言うか、

   やはり必要な時には必要なんじゃないか、と思うのです。