<渡し守の記>

   ―――― 不問不答の記 


   問処に是れあれば、答処に及ばず、

   答処に是れあれば、問処に及ばず。


   問処に是れなくば、答処も是れ無く、

   答処に是れなくば、問処も是れ無し。


   元来、当処に有無なければ、面倒なく問答なし。