≪止みなん 止みなん≫


   事は丁寧より起る、と言う。

   至道無難たらんと欲せば、

   順逆 (観) を存する莫れ、と。



   何れにせよ、

   事は丁寧 (執着/執自) より起る。

   過ぎたるは及ばざるが如しである。

   必要性の限度を超えて、尚、事を行なう時、

   そこには、度を過ぎた者の痛恨と哀切が漂う。

   
   これが、自ずからなる <分別の度合い> であり、

   妙解とも妙用とも言われる、<場の節度> であり、

   <自律自戒性> の目覚めであり、場の一切の調度を荷う、

   <自己制御能力> (セルフ・コントロール) である。


   ――― ひょっとすると、

   ここに、<時間薬> と言う、今一つのファクターである

   <自然治癒力> も加わってくるのかも知れない。



   
   『菩薩の道』 「省察」 参照
   http://blogs.yahoo.co.jp/kyouoyaji/47280907.html