≪南無不可思議光明≫


   「心月孤円にして、 光万象を呑む。

   光境を照らすにあらず、 境亦存するにあらず。

   光境倶に亡ぶ、 復是れ何物ぞ。」


    (『碧巌録』 第九十則より 盤山宝積の偈)



   
   それにしても、

   この <光万象を呑む> 事態を、何と説明すれば良いのだろう。

   ≪心花発明して、十方刹を照らす≫ とは ・・・

   
   この <一大光明蔵 (如来蔵) >、

   天華降りしきる弥陀の浄土には違いないが、

   それにしても、

   今此処にいる私との合理的な説明がまったくつかないのである。

   これが、我ら本来の家郷であるにしても、

   或は、我ら一切衆生の本倶の仏性であるにしても、


   ≪ただ、そうである≫ (「然り」!) としか ・・・

   言いようがないのである。



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