書庫: 龍のすみか 所収
   


   ≪記憶と再生≫

   ――― 場に於ける弱い力の相互作用

 
   現実に依って触発され、引き出される記憶 (過去) と、

   記憶に依って再現され再構築される現実。


   それは、記憶によって歪められた (仕組まれた) 現実とも言えるし、

   不在の現実 (記憶/過去) によって上塗りされた (隠された) 現実とも言える。

 

        *        *        *


   ≪時空 (場) を構成する力≫


   <思いをいたす> とでも言うのか、

   それとも、<所知に甘んじる> とでも言うのか、

   此処では、自己対象化した <それ> と同化し、自己同一化することで、

   見事に <思いを致す人>、 或は、<そのような人> と成っている。