書庫: 龍のすみか 所収
   


   人は、どのように思い、どのように考えるかによって

   ( あるいは、どのように認識するかによって ) ではなく、

   自らが、どのように存在し現象しているかを知ることによって、

   順逆観する認識論的な存在的迷妄から脱却する。


   それは、

   <思い方> や <考え方> と言う認識の仕方 (方法論/ノウハウ) ではなく、

   存在の <有り様> とも言うべき現象的な事態性 (実際) を知ることによって、

   方法論的な認識の変更 (回心) を迫られるばかりでなく、

   意識的な自己限定化をまぬがれ、認識論的な反応的自我 * から脱却する。


   * 反応的自我 : 因果律的な方法論的 (文脈的) 自我 / 業の因果。