≪場のふるまい滋 所収
   


   鉾 (矛) を収めれば、当面する論理的矛盾や葛藤は消える。

   現実的な現象的事態は消えないまでも、

   少なくとも、自ら為す言語ゲーム論的葛藤は消失する。



   この時、始めて現実的事態 (実際) の中に在って、

   現実的対応とも言うべき直截的で実際的な <当為> が生まれる。

   <そうせずにはいられぬ何事か> として、

   自他に渡る <済度> (自救他救) が行われる。



                (『無門関』 七 「趙州洗鉢」 参照)