≪場のふるまい権 所収
  


   『春望』   杜甫


   国破山河在      国破れて 山河在り

   城春草木深      城春にして 草木深し

   感時花濺涙      時に感じては 花にも涙を濺(そそ)ぎ

   恨別鳥驚心      別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす

   烽火連三月      烽火 三月に連なり

   家書抵万金      家書 万金に抵(あた)る

   白頭掻更短      白頭掻(か)けば 更に短く

   渾欲不勝簪      渾(すべ)て 簪(しん)に勝(た)えざらんと欲す




   ≪自由の代償≫


   自由の傍らにソット寄り添うもの

   放埓の限りを尽くすとも

   抑止の弊害に泣き暮らすとも

   いつもあなたの傍に在って

   見守り、なぐさめ、いたわり、

   癒しつづけるもの


   この保護し保完し保持しつづけるものこそ

   あなたの自由の傍にソット寄り添うものであり

   自由の代償とも呼ばれる 「自己制御能力」 であり

   その観自在な 『自律自戒性』 (愛の目覚め) である。