≪場のふるまい窟 所収
    


    盧山烟雨浙江潮     盧山は烟雨 浙江は潮 
    
    未到千般恨不消     未だ到らざれば千般の恨み消せず
    
    到得帰来無別事     到り得帰り来たれば別事なし
    
    盧山烟雨浙江潮     盧山は烟雨 浙江は潮


                               ( 蘇東坡 )



   当ブログも三年目の春を迎え、

   ふたたび、この地に戻って来ました。

   
   <覿面に真実を諦める> と言うことが、

   どのような事態を言うのか、

   少しは分って頂けたでしょうか。

   <是れ娘生下にして便ち会するにあらず>

   と言うことの意味が。

   また、<従前虚しく功夫 (くふう) を用うることを知る>

   (無駄骨を折る) ことの真意が。

   そして、すでに <自覚覚他の現況> (今此処) に

   目覚めていることの在り難さが・・・。


   
   彼の唐土では上述のようではあっても

   此のヤマトでは、至って平凡です。


   ――― 花を求めて 西また東

   鼻緒切らして 帰ってみれば

   家じゃ 梅めが笑ってる     (よみひと知らず)