≪場のふるまい窟 所収
   


   昨日、ウグイスの初音を聞いた。

   今朝も小雨の中を鳴いていた。


   まだ寒い所為か、その囀りはおぼろげで、

   しきりに 「ケキョ・ケキョ」 を繰り返しながら、

   申し訳なさそうに 「ホーホケキョ」 と

   付け加えている。

   
   ――― 春はそこまで来ている。



   なぜか <沈黙の春> と言うフレーズが頭に浮かんだ。

   環境問題に先鞭を付け先駆けとなった、

   レイチェル・カーソンの 『沈黙の春』 ではない。


   鳥達の囀りの聞こえない沈黙の春ではなく、

   鳥達の囀りの聞こえる沈黙の春である。


   言わば、臨済の第一句に相当する 「沈黙の声」 であり、

   「沈黙の音声」 である。    (隻手音声)



   
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